モラハラだけでは飽き足らず、DVにまで走る夫や思い通りにならないとすぐに怒る夫。
そんなモラハラ夫の3つのカン違いをご紹介します。
モラハラ夫と生活するということ
以下の例は、モラハラ夫との生活の一部です。
・朝、家の中を掃除していた主婦Aさんが、居間に置かれていた箱を少しどける。
・晩、家に帰ってきた夫が、箱が移動していることに怒りだす。
・夫は、箱に触られたことや元の位置に戻っていないことが気に食わない。
・それで、反省文を書かせる。
このような、普通の人ならちょっと異常と思えることが、モラハラ家庭では、毎日のように繰り広げられています。
なぜ、こうしたことが起こるのか、モラハラ夫は妻をどう見ているのでしょうか。
モラハラ夫は妻を愚か者・バカ扱いする
モラハラ夫は妻を見下しています。
馬鹿呼ばわりする理由にはいろいろありますが、根底に流れているのは男尊女卑の考えです。
モラハラ夫は自分の妻は家のことしかできないといいます。
だから、能力がないと見下します。
しかし「簡単、だれでもできる」と夫が考えている家事は、本当に簡単なのでしょうか?
少し上げるだけでも、家事には以下のことが関係しています。
ハウスキーパー、薬剤師、栄養士、料理人、看護婦、(子どもの)裁判官などなど。
これら多種多様な役回りを同時にこなしている妻は、本当に「愚か者、何の役にも立たない存在」でしょうか?
「家事しかできない」と妻を見下す夫には、まず自分でその大変さを体験しなければなりません。
いかに自分の妻が効率よく家の用事をこなしているかがよく分かるでしょう。
モラハラ夫は妻の才能を認めない
モラハラ夫は家で一番偉いのは自分であり、すべての点で勝っていると考えます。
そうでないと、自分の立場がないと思っているのです。
もし妻が何を意見を言おうものなら、それを自分への反抗ととらえます。
指示を与えるのは自分で家族はそれに従っていればよいと信じています。
こんな訳の分からない考えをしている夫と生活している女性は、本当に大変です。
実際には、妻の持っている才能は家族や夫を支えています。
妻は夫のできない部分、足りない部分を補ってくれる優れたパートナーです。
そのことを理解していないモラハラ夫は、自分で自分の城を崩しているのです。
自分には限界があると認め、謙虚に助けを求めるなら家族から尊敬されます。
一日も早く、そのことに気づいてほしいものです。
モラハラ夫は妻をモノ扱い
モラハラ夫は妻を「物扱い」にします。
どういうことかと言うと、妻の感情をほとんど考慮しません。
例えば妻が「傷ついた」というと、「こんなことで傷つくなんて、お前はなんて精神が弱いんだ」と怒ります。
「オレは会社でこんなことされたが・・・」と、見当違いの意見を言い始めます。
会社と家庭はまったく異なる社会です。
会社のものさしで家庭を見ると、夫婦の関係がすぐにゆがんでしまいます。
モラハラをする夫は、妻を「人」として見なければなりません。
つまり妻の感情を大切にし、尊重しなければなりません。
まとめ
モラハラ夫の根本原因は男尊女卑、自分は偉いといった自己中心的な考え方です。
この考え方を捨てない限り、モラハラ夫は永久に存続します。
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