モラハラを受けることと、自分の話し方には関係がありますか?
モラハラを受けている人には、切実な問題です。
今回の記事は、どんな話し方が、人から受け入れられやすいかを考えてみようと思います。
はじめに
職場でのモラハラに苦慮している社員やOLは少なくありません。
モラハラとは、簡単に言うと「いじめ」です。
精神的ないじめに遭っていることを、おおっぴらに言える人は多くありません。
「私いじめに遭ってます」なんて、普通だれも言いたくないし、言わないです。
助けてもらいたくても助けを求める声も出せない、自分からも抜け出せず外部からも助けを得られない、そんな状態がずっと続いたら、精神的に参ってしまうのは、時間の問題です。
退職や転職がすぐにできない場合、自分を変えてみることを考えてみましょう。
慣れ親しんだ生活パターンや思考パターンというのはなかなか捨てられませんが、話し方は意識するだけで変えられます。
緊張すると話し方はどうなる?
モラハラを受けている人の中には、いつも緊張している人がいます。
みんなと一緒にいるとき、ずっと緊張しています。
その緊張感は動きに表われるので、周りの人はそれに気づきます。
そんな状態で会話を始めると、言葉が上手に出てこなかったり説明が上手くできなかったりします。
声のトーンが高くなってしまうこともありますし、場違いな大声を出してしまうこともあります。
緊張してはいけないと思えば思うほど余計緊張してしまいます。
こういう緊張感は人に伝染するので、同僚たちはその緊張感を除こうとして緊張している人を排除しようとするかもしれません。
それで、緊張を取るためにゆっくり話すことを心がけます。
ゆっくり話す
これを「だらだら話す」ことではありません。
ゆっくり話すようにするのは心を落ち着かせるため、穏やかな声を出すためです。
大抵の人は穏やかな声が好きです。
リラックスできます。
ゆっくり話すためには、体の緊張を取る必要があります。
体の緊張を取るために、深呼吸をしたりいつもより低い声を出すよう意識します。
のどの筋肉を緩ませている感じで話してみましょう。
こうした努力の積み重ねは、自信につながります。
モラハラを受けているという状況は、もしかするとすぐには変わらないかもしれません。
しかし、その状態で自分が少しでも変化しているならそれは成長の証です。
その成長を喜びましょう。
適度な声の大きさで話す
ゆっくり話すことに加えて、適度な声の大きさで話すよう努力します。
相手の声が十分聞こえると人は安心します。
聞き取りづらい小さい声は内容を理解したくてもできないので、イライラを誘発します。
十分な声量は、息と関係します。
息を十分吸っていないと声が小さくなります。
しっかり息を吸い込みましょう。
姿勢にも注意しましょう。
猫背であると息が十分に吸い込めないため、声が小さくなってしまいます。
あとがき
自分を変化させるとき、勇気がいります。
周りの人に変な目で見られないか気になるかもしれません。
しかし、大事なのは自分の人生。
自分の人生を他の人の意見や感覚に振り回されないようにしましょう。
話し方を少し変えるだけで、人に与える印象が大きく変わります。
こうしたことは、一日一日の積み重ねがとても大事です。
途中で心が折れそうになることもありますが、そのときは自分の成長の歩みを振り返ってみましょう。
最終、転職することに決めても成長した自分がそこにいます。
これまでの努力は、転職探しのときにも役立ちます。
努力したことは、自分の人生の中で決して無駄にはなりません。
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