今している仕事を楽しんでいますか?
面白くないから、転職を考えていますか?
もしそうなら新しい仕事を見つけても、遅かれ早かれ、同じように面白くないと感じるようになるでしょう。
なぜなら仕事を変えても、仕事に対する考え方が変わっていないからです。
考え方を変えると仕事を十分楽しめるようになります。
今回は仕事に対する取り組み方を、3つの点に絞って考えます。
仕事を進んでする
今の仕事が好き、という人ならともかく、好きでもない仕事をどうやったら進んでできるようになるのか?それができれば苦労はしない。
おっしゃるとおりです。
「やらないといけないから」「仕事が残るからする」というのが本音ではないでしょうか。
ただほとんどの人が認めるように、このやらされている感で仕事をすると、仕事がなかなか終わりません。
質のよい仕事もできません。
質のよい仕事ができなければ、その仕事を好きになれません。
つまり、仕事を進んでするようになるポイントは質の高い仕事をすることです。
好きな仕事なら、質の高い仕事ができると思うかもしれませんが、好きでない仕事でもそれは可能です。
与えられている仕事、任されている仕事の中には、自分の得意を発揮できる分野が一つや二つあるはずです。
計算が得意、文章作成が得意、地図が得意など。
自分の長所をその仕事に出し惜しみすることなく、存分に活用してください。
出し惜しみをしない、これがポイントです。
質の高い仕事を目指せば、好きでない仕事でも自主的にできるようになります。
仕事の主人になりましょう。
進んでするなら、主人になれます。
自分の成長を意識する
仕事はどんなものでも、人の成長を促します。
自分の得意とする分野を成長させてくれます。
潜在能力を引き出してもくれます。
同時に苦手な部分も分かるようになります。
長所を仕事に出し惜しみしないことに加え、苦手分野に取り組みましょう。
自分の幅を広げる、またとないチャンスです。
苦手分野に取り組めば自分の可能性を広げることができます。
なぜ苦手なのか、どうして苦手意識を持つようになったのか、どうすれば改善できるか、こうした思考パターンを培えば問題解決能力も伸びます。
困難に立ち向かう能力は、人生を生きていく上で不可欠です。
何の問題もなく人生を送れる人はいないからです。
「この仕事を通して、私は自分のこの部分を成長させる」
このような明確な目標を持つと、仕事に対するやる気が生まれます。
報酬以外に目を向ける
仕事をする目的は報酬を得る、つまりお金をもらうことですが、それが仕事をする第一の目的になると嫌いな仕事は嫌いな仕事のまま、好きになることはできません。
高いモチベーションを保つには報酬以外の目的をもつ必要があります。
今している仕事はだれの役に立っていますか?
「この仕事はだれを助けているだろうか?どうすればその人たちがもっと喜ぶだろうか?」
報酬以外のこうした高尚な目的を持てば、今している仕事は本当にやりがいのあるものになります。
仕事は考え方・取り組み方次第で、随分変わります。
したい仕事をしていないから、自分は幸せではないと思わないでください。
あなたがしている今の仕事も、人の役に立っているのです。
こうした基本スキルが身についていれば、仕事がいつの間にか面白くなっているでしょう。
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