明らかなモラハラ行為ではないけれども、かなりグレーゾーンな行動をする人が職場には結構います。
そんなモラハラ気質な人とうまくやっていく方法を3つ取り上げます。
まずは許せるか考える
お互いにひどいことを言うことがあることを認めて許せるかどうかを考えましょう。
もちろん、これが簡単ではないことは誰から見ても明らかです。
感情をひどく傷つけられたあなたは正当な不満を持っており、相手との関係を絶ちたいと思っても当然でしょう。
向こうが謝らない限り許さなくても間違っていないとも思えます。
しかし、相手があなたの感情を害していることに気づいていないこともあります。
また、あなたのほうに非があると思っているなら、感情のすれ違いがずっと続くことになります。
できること
相手が話す言葉すべてに反応しないようにしましょう。
気に留めなくてもよいこともたくさんあります。ささいと思えることは許すようにしましょう。
言葉すべてにいちいち腹を立てていたら健康も害します。
相手を洞察しましょう。
「なぜこんな事を言ったのだろう?気分が良くなかったのだろうか?疲れていたのだろうか?」と考えてみます。
相手の気持ちや状況を理解する広い心を持てれば、怒りは抑えられ、相手の間違いに対してよりおおらかな対応ができるようになるでしょう。
よく話し合う
相手に近づくことを恐れてはいけません。
問題が深刻と思える場合は、当人と話し合うべきです。
自分の仲間を作ろうとして他の同僚に話してしまうと、相手との距離がさらに広がってしまい、問題が複雑化します。
できること
1.できるだけ早く話し合いましょう。先延ばしにすると問題がこじれる可能性があります。
2.当人同士で話し合うべきです。他の人に話したくなる気持ちは抑えましょう。
3.話し合うのは、白黒を付けるためではなく、平和な関係を回復するためです。
自分がどう感じているかを相手に説明しましょう。
例えば「わたしはこういうことをされるといやなんです。」と言うほうが「あなたに傷つけられた」というより、相手に分かってもらえるでしょう。
相手を攻めるような表現は避けます。
すぐにあきらめない
こちらからせっかく近づいたのに相手から予想もしなかった反応が返ってくることがあります。
そういうことがあると、あきらめたくなるかもしれません。
できること
平和な関係を取り戻すためには自分の側の成熟度・円熟度が求められます。
すぐにあきらめないようにしましょう。
相手の気質を考慮しましょう。
すぐに気持ちを整理できる人もいれば、時間がかかる人もいることを認めます。
たとえ相手が自分の努力をすぐに受け入れないとしても、平和な関係を回復するために払う努力には、大きな価値があります。
さいごに
職場でモラハラ的な人とうまく付き合うためにできることを、以下にまとめておきます。
● まず許す-どんなことを考えると、相手を許しやすくなるか?
● 話し合う-相手に近づく時何を忘れてはいけないか?
● あきらめない-冷たい反応が返ってきた時はどうするか?
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