ミーイズムな自分大好き人間は幸せになるのが難しい


世の中には自分大好きな人がたくさんいます。わたしも自分が好きです。しかし、自分大好き人間の中には心が幸せになる人もいればまったく幸せを感じることができない人もいます。

その違いは何でしょうか?

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自分大好きとミーイズム(自分第一)は違う

自分を好きであるということをカン違いしている人は幸せになれません。

カン違いしている人は自分を第一にすることが自分を好きであると思っています。

自分第一主義の人のことを「ミーイズム」と呼ぶことがあります。

ミーイズムとは?

ミーイズムの定義は自分の幸福だけを追求し社会や他人に関心を持たない考え方、自己中心的な考え方を持っている人のことです。

多かれ少なかれ、わたしたちすべてはこのミーイズム的な思考を持っています。

極端なミーイズムではないにしろ、今はこの自分を優先させる感覚がとても大事にされています。自分の個性や感性に合うところで自分を役立たせればよい、というのが一般的に受け入れられている考えです。

もちろん、この考え方そのものに問題ありません。至極当たり前の考え方で、多くの人の同意を得られるでしょう。

しかし現在はこれに加えて、自分が興味を持てないもの、関係ないと思ったことは見てみないふりをする、無視する、近づかない、ほかの人がするだろうと他人任せにする、自分は自分のしたいことに時間を使いたいという考えがより強くより自然になっています。

目の前に困っている人がいてもこのような考えをもって行動する人が少なくありません。

自分の少しの時間を犠牲にして他の人を助けたら、今ではそれがとても珍しいことのように扱われる場合もあります。

「世の中まだ捨てたもんじゃない」。この言葉の裏には世の中全体にそれだけ自分中心の考えが深く浸透していることを物語っています。

自分第一主義は今に始まったものではありませんが、これまで以上に多くの人が自分を第一にする生き方を標榜しているのに、幸せな社会が見えてこないのはなぜでしょうか?

自分のために稼ぎ、自分のために物を買い、自分のために生活を楽しむ、一見まっとうなようですが、実際には心の幸せを得られていない人が多いのが現実です。

ここまでくると、自分を第一にする生き方そのものに疑問をもつ必要があるかもしれません。

人を大切にする=自分を大切にする≠ミーイズム

自分を第一にする人が自分を大切にしているとは限りません。なぜならその考え方を持つ限り幸せにはなれないからです。

それでも、だからといって自分のことをまったく考えないで社会に奉仕するというのももう一方の極端な考え方で、それも幸せとはかけ離れた生き方です。

心を充足させる考え方とは?

では心を充足させる考え方とはどのようなものでしょうか?

自分を大切にする人は自分を傷つけることはしません。身の回りの世話をきちんとします。自分に気を遣います。自分の感情や精神状態を良い状態に保とうとします。

心が幸せな人は他の人をそんな自分と同じように扱います。

自分のためなら人が傷ついてもいいとは考えません。人の感情や精神状態に気配りし良い状態を保てるよう努め助けます。

つまり人を大切にする人こそ自分を大切にしている人で心の幸せを感じやすい人です。

その人は自分がしていることに充足感を感じるので自分が好きになります。

自分大好き人間の中に幸せになれる人と幸せになれない人の2種類いるのはこのような理由です。

自分第一主義(ミーイズム)の自分大好き人間は心の幸せを感じにくいでしょう。

人を自分と同じほど大切にする自分大好き人間は幸せを感じやすいでしょう。

別の言い方をすると、目が自分に向きすぎている人は幸せになりにくく、人を助けることに適度に目が向いている人は幸せになりやすいということです。

ミーイズムではなく人を大切にする生き方を

わたしたちは実際の経験から分かっていることですが、自分のために動いたときと人のために動いたときとでは、後者のほうが深い満足感を味わえます。

つまり人間とはそういうものなのでしょう。

今日からは自分の時間を人のためにいくらか使っていきましょう。

想像していなかったような充足感や驚きを味わえますよ。