ポジティブ思考の実践ー自分を好きになれば人間関係が変わる


あなたは自分のことが好きですか?

自分のことをなかなか好きになれないという人は少なくありません。

鏡に映る自分が醜く感じるという人もいます。

100%自分のことを好きになれないとしても、自分の存在を少しずつでも肯定できるようになることは人間関係を改善する上でも非常に大切です。

自分を好きになる努力をする理由

自分を好きになるよう努力するのはなぜでしょうか?

それによって、自分のまわりにいる人との関係が良くなるからです。

自分のことを大切にしていない人は、その言動の端々でそのことが表われます。

周りの人はそれに気づきます。

そして思います、「この人は自分のことが好きじゃないんだな」と。

自分のことを好きになれない人は自分に自信を持てません。

自信過剰はいけませんが、適度な自信つまり適度な自尊心がないと、人はその人に魅力を感じなくなります。

その人との交流で得られるものがないと感じてしまうのです。

人から好かれるためには、まず自分が自分を好きになりましょう。

自分のスペースを作る

自分の空間を大事にしましょう。

自己卑下に陥る人は、自分には何の価値もないと判断してしまいます。

また、自分の空間を整えることにさえ罪悪感を感じる人もいます。

自分を飾る、自分をよく見せることは間違っている、ありまのままの自分ではないことに違和感を抱いてしまいます。

しかし自分の空間もしくは部屋をキレイにすることは、自分の心を整理することにつながります。

人はやはりきれいなものに惹かれます。

もう見なくなった本や雑誌、1年以上着ていない服など捨てることができるものはどんどん捨ててみましょう。

使わなくなったカバンなどはないでしょうか?

本当に大切なもの、必要と思えるものだけを残してそれ以外のものは生活の中から追い出してみましょう。

自分の空間スペースをきれいにすることは、自分を好きになる最初の一歩となります。

部屋がきれいになったら、部屋をキレイにした自分を褒めてあげましょう。

ほめることは自分を好きになる上で不可欠です。

最近、いつ自分を褒めましたか?

部屋をキレイにしたら、それを可能な限り保ちましょう。

清潔感あふれる部屋は自尊心を向上させます。

頭の中のノイズを消す

たとえ部屋をキレイにしても、頭の中から自分を否定するノイズが消えないことがあります。

目をつむっても、耳をふさいでも、自分をバカにする人の顔や声が出てきます。

もしこのようなことに苦しんでいるなら、頭の中のノイズを消す方法があるので実践してみてください。

画面の端を持って丸める

もし嫌いな人の顔が目の前に浮かんできたら、それを画面と見立て、その画面の左上と右下をつかみ、それをくしゃくしゃにして丸めます。

丸めた後は、それを自分の背中のほうに投げ捨てます。

実際に投げ捨てる仕草をするのも効果的です。

嫌なことが思い浮かぶたびに、こうやって自分の前からそれを意識的に後ろに追いやるのです。

ボリュームを消す

嫌いな人の姿はなくなったのに声だけは聞こえるということがあります。

そういうときは、テレビのボリュームを小さくするように相手の声のボリュームを消してください。

そうすると不思議なことに相手の声が聞こえなくなります。

ネガティブ思考からポジティブ思考へ

嫌いな人の姿や声がすぐに思い浮かぶのは、ネガティブな思考が習慣化しているからです。

ですから、意識的にそうした思考を変えていきましょう。

自分を好きになるのも思考の問題です。

自分を褒めることができる点をたくさん探してください。

そしてそれをいつも頭の中に思い浮かべましょう。

自分の良いところに注意を向けていれば、たとえ人からマイナス的なことを言われても、「でも自分にはこんないいところもあるし、まぁいいや」と思えるようになってきます。

そうしたリラックスした思考は言動に表れ、いつしか周りの人もあなたと一緒にいることを楽しむようになるでしょう。

人間関係を改善するために、まず自分を好きになりましょう。


思考改善
記事を書いた人

認知症介護3年目。

お読みくださりありがとうございます。
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