【保存版】21種類の職場ハラスメント!ブラック職場をトラブルなく辞めたい

知らず知らずに加害者になってるハラスメント9選

スメルハラスメント スメハラ

臭いによって、周りの人を不快にさせるハラスメント。夏の時期、特に注意が必要です。体臭や口臭、わきが臭が主な原因です。

スメハラは最近よく聞かれるようになりましたが、本人が気づいていない場合がほとんどで、周りの人も言いづらいため、解決が難しい問題です。時々、職場の人の反応を観察して、自分との距離感を感じる場合、家族に相談してみてもよいかもしれません。

30代・40代の男性は注意が必要ですが、最近は女性もこの問題を抱えていて、人に言えず一人悩んでいる方は増えているようです。

ジェンダーハラスメント ジェンハラ

「男らしさ・女らしさ」を求めるハラスメントです。画一的な基準で相手を判断し、批判します。

例えば、「男なら泣くな」「男のくせに下戸か」「女なら静かにしていろ、出しゃばるな」「女のくせに大食いだな」などです。

男ならこうあるべし、女ならこうあるべし、という一種の固定観念で発言すると、多くの反感を買いますので、気をつけましょう。「女性だから、お茶くみをするのは当たり前」という考えも、これに含まれます。お茶くみを女性事務員に求めないように。

エイジハラスメント エイハラ

おもに年上社員をバカにしたり、ないがしろにしたりするハラスメントです。例えば上司の言うことは聞くが、上司と同期の役職についていない年上社員は無視する、という具合です。

「もう年なんだから、ムリしないでください」という言い方も、「あなたはもう必要ないから」という気持ちで言っているとしたら、明らかに相手を軽んじています。年上社員の経験から学ぶ謙虚さを持ちたいものです。

このハラスメントは若い社員が受けることもあります。能力があるのに、見た目のよさのため、望まない仕事を割り振られてしまう若い社員(女性社員)がいます。「こいつはまだ若いから仕事ができない、知識がない」という先入観も、エイジハラスメントになりえます。

レイシャルハラスメント レイハラ

簡単にいうと、人種差別です。今では、外国人と接する機会が普通にあります。韓国人や中国人、東南アジア系やインド系、アラビア系の人たち、北アメリカや南アメリカ、ヨーロッパ系やアフリカ系など、世界中から日本に、たくさんの人が仕事に来ています。

マスコミの影響を受けて、ある特定の人種や国家の人たちをすべて同じような人とみなし、批判・否定するのは大きな問題です。

私たち日本人も、それぞれに個性や人格があります。同じ人はひとりもいません。そこに「(否定的に)あなた達日本人は・・・」と言われたら、違和感やいら立ちを感じるのではないでしょうか。お国柄というものは必ず存在します。その文化の違いを受け入れつつ、その人自身が持っている優れた点に注目したいものです。

結婚(マリッジ)ハラスメント マリハラ

独身者に対して行なう軽率な発言、特に結婚に触れるハラスメントです。

「まだ結婚しないの?」「なんで結婚しないの?」「そんなんだから結婚できないんだよ」、こうした発言は相手の敏感な部分に触れており不快にさせます。「独り身なんだから、残業する時間あるだろ」というのもマリハラにあたります。

結婚していないと一人前ではない、ちょっと問題ありという風潮が今でもあります。独身者をからかったり、独身でいることに相手が引け目を感じてしまうような発言をしないよう気をつけましょう。

ラブハラスメント ラブハラ

恋愛に関係したセクハラ・モラハラの一種。たとえば、恥ずかしい思いをさせようとして、恋愛経験が少ないと思える人に大勢の人がいるところでわざと話を振ります。

ほかには、経験が少ないことをあたかも人間としてダメだと言わんばかりの対応をしたり、恋愛話を特に聞きたいわけでない人に自分の恋愛観を語ったりします。

恋愛というプライベートなことを公の場で嬉々として話したり、相手の恋愛事情を必要以上に探ったりするような行為は、プライバシーの侵害であり、まともな神経を持っている人なら決してしないことです。

パーソナルハラスメント パーハラ

その人のクセや、ほかの人と少し違うところを取り上げておもしろがる行為。パーハラは「いじめ」と本質が同じです。軽い気持ちで「いじっている」だけなのかもしれませんが、当の本人は、非常に気にしている場合があります。

「いじり」は互いの関係を深めるという人がいますが、人と人の関係を本当に強くするのは「いじり」ではなく「尊重」です。相手の良いところを口に出してほめたり、学ぶ姿勢を見せたりするなら、「尊重」という土台の上に強い絆が生まれます。

人それぞれ異なる個性を持っているからこそ交友に深みがでるのであって、すべてが同じなら人生は退屈です。ほかの人が持つ、自分にはない個性を受け入れていけるだけの心の寛容さを持てるようになりましょう。

アルコールハラスメント アルハラ

アルコールに関係したハラスメントです。具体的には、飲めない(飲まない)人に飲酒を強要すること、一気飲みを強要すること、意図的に酔いつぶすこと、泥酔による迷惑行為、などです。

「俺の酒が飲めないのかっ」、これは典型的なアルハラです。上司の酒を拒むのは難しいので、上司側に配慮が必要です。何かの罰ゲームとして、お酒を飲むことを強要することもあります。

死亡事故が発生しています。人に強要することは絶対にしてはいけません。お酒は、節度を保って飲みましょう。

カラオケハラスメント カラハラ

行きたくない、歌いたくない人に対するハラスメントです。接待か何かで、カラオケに無理やり連れて行かれ、歌うことを強要される、こんな経験をした方は多いのではないでしょうか。

職場の人同士なら断ることができても、接待なら断りにくいというのが実情です。「契約を取るため、契約を継続してもらうため、歌のひとつやふたつは覚えておけ」、もしこんなことを言う上司がいるとすれば、それはカラハラです。

歌が苦手な人に無理に歌わせてみんなでからかうのも、りっぱなハラスメントです。カラオケに行っても「歌わない」という選択肢があってもいいのでは?

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