職場で起きうるハラスメント21種類 これだけは気をつけよう

ハラスメント21選
職場でのハラスメントとして、パワハラやセクハラは有名ですが、今では、それ以外にも、多くのハラスメントがあります。

今回は、代表的なものから「えっ、そんなものまで」というものまで、一挙に、21種類のハラスメントをご紹介します。

自分がその被害者、または加害者になっていないか、確かめてみましょう。

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職場でよく見られるハラスメント9選

パワーハラスメント パワハラ

上司が部下に対して、自分の立場を利用して、過度の仕事を強要したり、人前で罵倒したりする行為。

パワハラには、蹴る、ポスターで頭をたたく、会議や送別会に出席させない、ひとりだけ別の場所で仕事をさせる、家族の悪口を言う、なども含まれます。

女性に対するものには、酒をつぐことを強要する、宴席でとなりに座ることを強要する、なども含まれます。

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セクシャルハラスメント セクハラ

相手を不安にさせたり、不快な思いをさせたりする性的な発言や行動を指します。

具体的には、肩に手を置く、髪の毛に触る、頭をなでる、ホテルに誘う、性的関係を強要する、性的な冗談を言う、体のことを言う、いやらしい目で見る、などがあります。

被害者のほとんどが、女性です。

セカンドハラスメント セカハラ

セクハラ被害に遭った被害者が、勇気を出して相談したにもかかわらず、それ故に、会社側から二次的被害を受けてしまうことを指します。

会社側がメンツを気にして、被害者を非難する行為です。

具体的には、問題を処理しない、被害者にも非があると思わせる、黙っていることを強要する、被害者を異動させる、などがあります。

こうした隠ぺい体質があるかぎり、セクハラ問題はなくなりません。

マタニティハラスメント マタハラ

妊娠や出産、育児を機に、精神的な嫌がらせを受ける行為。

女性にとっての三大ハラスメント(パワハラ・セクハラ・マタハラ)の一つです。

具体的には、解雇を迫る、会社のお荷物とみなす、残業を強いる、早退時に嫌味を言う、減給や降格処分にする、堕ろすことを勧める、などです。

上司のみならず、同僚(同性からの攻撃も多い)からの厳しい言葉にさらされます。

結果、妊娠することそのものに罪の意識を持ってしまう女性がいます。

体調を崩し、流産してしまう方もいます。

パタニティハラスメント パタハラ

あまり聞き慣れないかもしれませんが、イクメン・イクパパに対するハラスメントです。

今では、共働きも普通のことになり、育児は共同で行なうことが必然となってきています。

育児に時間を取ろうとする父親は、本当に褒められるべき存在ですが、会社側(上司)がそれを妨害します。

「育児は女性がするもの」という古い固定観念が、いまだ根深く残っています。

具体的には、社内評価を落とす、育児休暇を取らせない、育児を妻に押し付けることを強要する、出世の道を閉ざす、転勤を求める、などです。

子育てに率先する父親に対して、もっと寛容な目を向けられる社会が必要です。

モラルハラスメント モラハラ

職場でのモラハラは、パワハラの一形態です。

精神的に追い込む言動を指します。

具体的には、侮辱する、無視する、人前で大きな声で怒鳴って恥ずかしい思いをさせる、以前のミスをいつまでもネチネチと取り上げる、人格や性格を否定する、などがあります。

「仕事なんだから、多少きつい言葉になっても仕方ない」という考えが、モラハラを助長しています。

「仕事上だから許される」、この考え方をやめない限り、モラハラはなくなりません。

職場でのモラハラは、ひとり(例えば上司)が行なうこともあれば、集団(同僚たちも加勢)で行なわれることもあります。

ソーシャルハラスメント ソーハラ

FacebookやLINEなど、ソーシャルメディアの利用にともなう精神的圧力や嫌がらせを指します。

おもに、Facebookで問題が起きています。

上司が部下に自分を友達として承認するよう強要する、部下の投稿をすべて読んで(監視して)コメントするなど、プライベートな部分に職場関係が入り込んでしまうケースが続出しています。

社内での連絡をLINEで行なっている部署もあります。

そこでは、上司が自分の発言に毎回反応を返すことを強要したり、非協力的とみなした部下をLINEから締め出し、会議をLINEでの内容に基づいて進めたりということが起きています。

上司がもっと謙虚に、部下の立場を尊重しながら、SNSを使うことが求められます。

テクノロジーハラスメント テクハラ

パソコンやその他IT機器にあまり詳しくない人や操作の遅い人に対して、わざと理解できない専門用語で話したり、わざと難しい操作を教えたりする嫌がらせ行為。

相手のスキルを超えた要求をするのは、パワハラの一種です。

「えっ、こんなこともできないの」と、精神的なプレッシャーを与えることは、モラハラにあたります。

その人の隣でいらいらしたり、「私がやるからどいて」というような行動を取ると、相手はますます精神的に追い込まれていきます。

被害者に、テクハラによる心身障害が出た場合、加害者は損害賠償を請求されることがあります。

人には得手不得手があります。

自分にできることを、ほかの人ができなくても、そのフォローをしてあげるくらいの心の広さをもって、業務に携わりたいものです。

リストラハラスメント リスハラ

パワハラ・モラハラの一種で、相手を自主退職に追い込む行為。

具体的には、小さなミスで減給や降格処分にする、必要な情報を与えずミスを誘発させる、社内で孤立させる、何時間も説教する、合理性のない程度の低い仕事を毎日やらせる、どう喝する、などです。

退職させるために、ありとあらゆる手段を講じます。

知らず知らずに加害者になってるハラスメント9選

スメルハラスメント スメハラ

臭いによって、周りの人を不快にさせるハラスメント。

夏の時期、特に注意が必要です。

体臭や口臭、わきが臭が主な原因です。

スメハラは、最近よく聞かれるようになりましたが、本人が気づいていない場合がほとんどで、周りの人も言いづらいため、解決が難しい問題です。

時々、職場の人の反応を観察して、自分との距離感を感じる場合、家族に相談してみてもよいかもしれません。

30代・40代の男性は注意が必要です。

後頭部あたりから出る不快臭には、特に気をつけましょう。

ただ最近は、多くの女性も、この問題を抱えています

スメハラは、市販品を使うことによって、かなり抑えることができます。

ジェンダーハラスメント ジェンハラ

「男らしさ・女らしさ」を求めるハラスメントです。画一的な基準で相手を判断し、批判します。

例えば、「男なら泣くな」「男のくせに下戸か」「女なら静かにしていろ、出しゃばるな」「女のくせに大食いだな」などです。

男ならこうあるべし、女ならこうあるべし、という一種の固定観念で発言すると、多くの反感を買いますので、気をつけましょう。

「女性だから、お茶くみをするのは当たり前」という考えも、これに含まれます。

お茶くみを女性事務員に求めないようにしましょう。

エイジハラスメント エイハラ

おもに、年上社員をバカにしたり、ないがしろにしたりするハラスメントです。

例えば、上司の言うことは聞くが、上司と同期の役職についていない年上社員は無視する、という具合です。

「もう年なんだから、ムリしないでください」という言い方も、「あなたはもう必要ないから」という気持ちで言っているとしたら、明らかに相手を軽んじています。

年上社員の経験から学ぶ謙虚さを持ちたいものです。

しかし、このハラスメントは、若い社員が受けることもあります。

能力があるのに、見た目のよさのため、望まない仕事を割り振られてしまう若い社員(女性社員)がいます。

「こいつはまだ若いから仕事ができない、知識がない」という先入観も、エイジハラスメントになりえます。

レイシャルハラスメント レイハラ

簡単にいうと、人種差別です。

今では、外国人と接する機会が普通にあります。

韓国人や中国人、東南アジア系やインド系、アラビア系の人たち、北アメリカや南アメリカ、ヨーロッパ系やアフリカ系など、世界中から日本に、たくさんの人が仕事に来ています。

マスコミの影響を受けて、ある特定の人種や国家の人たちを、すべて同じような人とみなし、批判・否定するのは、大きな問題です。

私たち日本人も、それぞれに個性や人格があります。同じ人はひとりもいません。

そこに「(否定的に)あなた達日本人は・・・」と言われたら、違和感やいら立ちを感じるのではないでしょうか。

もちろん、お国柄というものは必ず存在します。

その文化の違いを受け入れつつ、その人自身が持っている優れた点に注目したいものです。

結婚(マリッジ)ハラスメント マリハラ

独身者に対して行なう軽率な発言、特に結婚に触れるハラスメントです。

「まだ結婚しないの?」「なんで結婚しないの?」「そんなんだから結婚できないんだよ」、こうした発言は、相手の敏感な部分に触れており、不快にさせます。

「独り身なんだから、残業する時間あるだろ」というのも、マリハラにあたります。

結婚していないと一人前ではない、ちょっと問題ありという風潮が、今でもあります。

独身者をからかったり、独身でいることに相手が引け目を感じてしまうような発言をしないよう、気をつけましょう。

ラブハラスメント ラブハラ

恋愛に関係した、セクハラ・モラハラの一種。

たとえば、恥ずかしい思いをさせようとして、恋愛経験が少ないと思える人に、大勢の人がいるところで、わざと話を振ります。

ほかには、経験が少ないことを、あたかも人間としてダメだと言わんばかりの対応をしたり、恋愛話を特に聞きたいわけでない人に、自分の恋愛観を語ったりします。

恋愛というプライベートなことを、公の場で嬉々として話したり、相手の恋愛事情を必要以上に探るような行為は、プライバシーの侵害であり、まともな神経を持っている人なら、決してしないことです。

パーソナルハラスメント パーハラ

その人のクセや、ほかの人と少し違うところを取り上げて面白がる行為。

パーハラは「いじめ」と本質が同じです。

軽い気持ちで「いじっている」だけなのかもしれませんが、当の本人は、非常に気にしている場合があります。

「いじり」は互いの関係を深めるという人がいますが、人と人の関係を本当に強くするのは「いじり」ではなく、「尊重」です。

相手のよいところを見て、それを口に出してほめたり、学ぶ姿勢を見せたりするなら、「尊重」という土台の上に、強い絆を結んでいくことができます。

人それぞれ異なる個性を持っているからこそ、交友に深みがでるのであって、すべてが同じなら、人生は退屈です。

ほかの人が持つ、自分にはない個性を、受け入れていけるだけの心の寛容さが大切です。

アルコールハラスメント アルハラ

アルコールに関係したハラスメントです。

具体的には、飲めない(飲まない)人に飲酒を強要すること、一気飲みを強要すること、意図的に酔いつぶすこと、泥酔による迷惑行為、などです。

「俺の酒が飲めないのかっ」、これは典型的なアルハラです。

上司の酒を拒むのは難しいので、上司側に配慮が必要です。

何かの罰ゲームとして、お酒を飲むことを強要することもあります。

死亡事故が発生しています。

人に強要することは絶対にしてはいけません。

お酒は、節度を保って飲みましょう。

カラオケハラスメント カラハラ

行きたくない、歌いたくない人に対するハラスメントです。

接待か何かで、カラオケに無理やり連れて行かれ、歌うことを強要される、こんな経験をした方は多いのではないでしょうか。

職場の人同士なら断ることができても、接待なら断りにくいというのが実情です。

「契約を取るため、契約を継続してもらうため、歌のひとつやふたつは覚えておけ」、もしこんなことを言う上司がいるとすれば、それはカラハラです。

歌が苦手な人に、無理に歌わせて、あとでからかうのも、りっぱなハラスメントです。

カラオケに行っても、「歌わない」という選択肢があってもいいのでは?

こんなものもハラスメント3選

エアコンハラスメント エアハラ

夏の季節に起きやすいハラスメントです。

男性と女性の温度感覚に差があることは、周知の事実です。

一般的に、男性は体温が高く、女性は低いとされています。

そのため、職場のエアコンを勝手に下げると、大多数の女性のひんしゅくを買う結果になります。

女性が最適と思うエアコン設定温度は、26度以上だそうです。

これ以外にも、死ぬほど熱いのに、エコや省エネを謳い、エアコンを社員に使わせないという会社も存在します。

こういう会社は、法律違反の可能性があります。

スモークハラスメント スモハラ

喫煙に関係したハラスメントです。

ほとんどの職場には喫煙所があるため、勤務時間中のスモハラはないかもしれません。

しかし、仕事帰りの食事の席などで、上司や同僚から喫煙の許可を求められて断れなかったという人は結構います。

今では、受動喫煙が健康に害をもたらすことを知らない人はいません。

タバコを吸わない人が同席しているなら、タバコを吸うことをあきらめましょう。

吸わない人に、喫煙を強要するのもハラスメントです。

ブラッドタイプハラスメント ブラハラ

日本人がよくする「あの人は◯型だから、性格は〇〇」、これもハラスメントになりえます。

人を、ある特定の枠組みの中に収めようとするのは、その人の持っている個性や人格を無視する行為です。

実際、私たち各自は、それぞれ固有の”血液型”を持っているので、性格が血液型で決まるという科学的根拠はありません。

血液型を重視する人は、「相手はこういう人だ」と決めておかないと、自分が安心できないからするのです。

その人が自分の想定外の反応をしたなら、あせり、不安をいだき、自分に「合わない」相手とみなすようになります。

血液型で人を判断するのではなく、人それぞれの個性や人格をよく認めて、付き合うようにしましょう。

ハラスメントに遭っているなら、転職も『正しい』選択の一つです。
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