【ハラスメント防止】部下を注意するだけでパワハラ?どうやって叱る?


最近は、「それってパワハラじゃないの」と言われないか戦々恐々としている方が増えています。

何でもパワハラと言ってしまう風潮にも眉をひそめますが、適切な指導がパワハラにならないためにできることを考えてみましょう。

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叱ることは必要

パワハラと言われないため後進育成の指導に二の足を踏む人が増えています。

管理職を目指さない若者も増加傾向にあります。

しかし組織の中で業務が滞りなく進展していくためには、管理責任者は必要であり、そのもとで働く人たちは指示に従う責務があります。

ですから、部下の行動や態度が業務に支障をきたすことが明らかな場合、それを矯正・指導する責任が上司にはあります。

しかし、その与え方が正しくないため、指導がパワハラに変わってしまうケースが少なからずあります。

業務上与えるべき指導や助言がパワハラにならないようにするために気をつけるべきことは何でしょうか?

パワハラ上司にならないために

指導がパワハラと言われてしまうのには原因があります。

一言でまとめるなら、それは部下に対する敬意・尊重が欠けていることです。

少しでも部下に対する敬意があれば、パワハラやセクハラなどの問題はほぼ起こりません。

では、どうすれば部下を人として扱い、敬意や尊重を示せるでしょうか?

人格を変える

自分の人格を変えることをまずすべきです。

これまでの人生で人をどのように見てきたか、自分をどう見てきたかが問われています。

特に自分に対する見方が人の扱い方に大きく影響します。

自分を部下より偉いと思っているか

自分の持つ立場や地位、能力のゆえに部下よりも自分のほうが偉いと思っているでしょうか。

もし少しでもそういう気持ちがあるなら、あなたの言動は簡単にパワハラになるでしょう。

たとえ地位が上でも人間としては同じであるということを肝に銘じましょう。

心の中で自分をいつも部下の上に置いているなら、いくらパワハラをしないように頑張っても、すべて表面的なものになってしまいます。

すぐにメッキが剥がれてしまうでしょう。

メンツを気にしているか

部下の前で自分のメンツを保つことは大切でしょうか?

失敗やミスをしたときに、メンツを気にして素直に謝ることができない時があったでしょうか?

仕事に誇りを持つことは問題ありませんが、自分のプライドに固執することは間違っています。

メンツを気にする人は容易にパワハラをしてしまいます。

自分を守ろうとして部下を批判したり責任転嫁したりすることがあるからです。

正しい提案や指摘をした部下を無視したり威圧的に接したりすることもあるでしょう。

上に挙げたものがパワハラを引き起こす二大要素です。

これらの面で人格陶冶ができるなら、パワハラで訴えられるようなことはなくなるでしょう。

ではさらにできることを考えてみましょう。

叱るときに気をつけるべきこと

部下に必要な指導を与えるときに注意すべきことは伝え方・話し方です。

具体的にはどんな話し方をするのがよいでしょうか。

小言を入れない・嫌味を入れない

業務上、部下を叱ることはあるかもしれませんが怒りながら叱るのはNGです。

指導を与えるとき、相手のミスをネチネチとイジる上司がいます。

それは単に自分のイライラを解消しているに過ぎません。

指導という名のストレス解消です。

「お前はいっつもそうだ」

「だからお前はできないんだ」

「なんでこんなこともできないの?」

こうした言葉がつい口から出てきそうになりますが、こうした言い方は部下を遠ざけるだけです。

自分の感情を入れてはいけません。

叱るときは感情に任せてではなく冷静に問題点を指摘してください。

怒ることなく問題点を正確に指摘するなら相手も納得します。

部下が反発心を抱くのは問題点を指摘されるからではなく、感情任せに言われることに傷つくからです。

叱ることと怒ることは同じではないと肝に銘じてください。

大きな声で話さない

大きな声で話すのは相手を萎縮させます。

それは威圧的な行動と見られます。

指導する目的は部下に問題点を理解させ納得させ行動を促すことです。

この目的を達成するのに大きな声は必要ありません。

穏やかに話したほうが話す内容が残ります。

大きな声で話してしまうのは育った家庭環境が影響しているのかもしれませんが、耳障りなだけでほとんど効果がありません。

注意を促すときや行動の変化を求めるときほど声の大きさを抑えましょう。

それだけで感情任せに話してしまうのを避けることができます。

よくほめる

仕事なんだからできて当然、という考え方では殺伐とした雰囲気になってしまいます。

仕事は一人ではできないもの、お互いの協力があって初めて成し遂げられるものです。

部下の働きがあってこその思いがあれば、彼らの一つ一つの働きにねぎらいの言葉をかけることはさほど難しいことではありません。

かえって目ざとくその仕事ぶりをほめることでしょう。

人は追い詰められたら力を発揮する、というのは古い考えです。

最新の人間研究では、人は認められたときに潜在能力を十分に発揮できると言われています。

部下にとって自分を管理している人(つまり上司)からの褒め言葉は非常に重要です。

「ありがとう」

「助かるよ」

「よくやってるね」

こうした言葉は部下の気持ちを爽やかにし、ストレスを軽減し、やる気を引き出します。

これは叱るよりも数倍効果のある方法です。

部下を一個人として尊重する

人は自分が尊重されていると感じるとき、相手の話に心から素直に耳を傾けます。

自分にとって耳の痛い話をされているとしてもです。

逆に、自分を見下げているもしくは軽く見ている人が話すことは、たとえどんなに重要なことでも耳に入ってきません。

普段の会話で部下の外見をイジったり、プライベートなことを根掘り葉掘り聞こうとするのはやめましょう。

イジりは人間関係の距離を縮める、と思っているのはイジっている側だけです。

イジられているほうは、ほとんどと言っていいほど快く思っていません。

当然セクハラなどもってのほかです。

セクハラは部下を性欲のはけ口としてしか見ていないことを示す明らかな違反行為です。

尊敬される上司となるために

部下から尊敬される上司になるための方法はさほど難しくありません。

パワハラ上司と言われないようにするため、ここに挙げたことを本当に実践すれば部下のあなたに対する評判は確実に上がっていきます。

彼らに対して敬意と尊重の態度を持ちましょう。

ぜひがんばってください。

ほんわかとくん
ここで挙げたことをもっと専門的に教えているインストラクターがいるんだけど知りたい?
なやんでるくん
だれ?
ほんわかとくん
吉田博彦さんといって、いろんな会社や学校で正しい褒め方・叱り方を指導している人なんだ。
なやんでるくん
どんなことを教えてくれるの?
ほんわかとくん
欠点をどう褒めるか、パワハラにならない叱り方、愛のムチがパワハラになる理由など、気になる内容が満載だね。
なやんでるくん
面白そうだね。
ほんわかとくん
褒めること叱ることなんて簡単と思っている人はいっぱいいるけど、実際それができてる人なんてホント僅かだからね。
なやんでるくん
ボクも気をつけよう。


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