ある人は、自分が家庭でモラハラに遭っていることを隠そうとします。
恥ずかしいと感じるのかもしれません。それは無理からぬことです。
家庭というのは、本来温かいもの、リラックスできるところであるべきです。
そこが、精神的な暴力を受ける場になっているとすれば、人に話す気が起きないとしても不思議ではありません。
しかし、自分の内に溜まり込んでいる感情や気持ちを吐き出す場所を見つけなければなりません。
そうしないと、本当に自分が壊れてしまいます。
専門的に話を聞いてくれるカウンセラーに聞いてもらったり、コミュニティに参加したりして助けてもらいましょう。
話を聞いてもらうと、どんなメリットがあるでしょうか。
自分の気持ちを整理できる
アウトプットできる場所があると、自分の気持ちを整理できます。
なぜ自分がそう思うのか、いつからこんな気持ちになったのかなど、自分の中で自問自答していた時には気づかなかった、複雑な感情や思考の歪みを整理できます。
第三者の観点で自分を知ることができる
モラハラを受け続けると、自分が間違っているのだろうかと考えてしまいがちです。
なぜなら、モラハラ加害者から常に自分の考えを否定されるからです。
そのため、自分の考えに自信を持てなくなってしまいます。
第三者に話を聞いてもらう機会が持つと、自分の感覚が異常でないことや間違っていないことを再確認できます。
自分に対する自信を回復できます。
気持ちを切り替えられる
これまで悶々とした生活を送っていたとしても、アドバイスをもらえると元気になります。
だれかに話を聞いてもらうだけで、悩みや不安が解消されたり、問題を小さく見たりすることができるようになります。
モラハラを受けている状況はすぐには変わらないかもしれません。
しかし、状況に対する自分の見方を変えることができれば、受けるダメージも軽減できます。
この問題は単なる内輪だけの話し合いでは解決できません。
専門的なカウンセリングを受けることによって、本来の自分を取り戻すことができます。
モラハラに悩んでいる方は、一日も早くカウンセリングを受けることをおすすめします。
コメント