アダルトチルドレンは人間関係が苦手?人と話が合わないのはなぜ?


「自分はほかの人とはどこか違う」と思うことがありますか?

なぜ、ほかの人と上手にコミュケーションを取れないのだろう?

みんなの輪に入っていくと、どうしていつも浮いてしまうのだろう?

自分はアダルトチルドレンなんだろうか?

そもそもアダルトチルドレン(AC)ってどんな特徴があるの?

今回は、そんな疑問にお答えします。

アダルトチルドレン(AC)に対する誤解

巷で一般的に認識されているアダルトチルドレンとは、「子どものまま大人になった人」もしくは「大人になりきれていない人」、そのため「わがままなところがある人」、こんな感じです。

この否定的な見方は、アダルトチルドレンを正しく伝えていません。

また、本当にアダルトチルドレンである人たちを苦しめます。

なぜなら、こうした誤解が偏見や批判につながるからです。

では、アダルトチルドレンとは、一体どういう人のことを言うのでしょうか。

アダルトチルドレン(AC)とは?

アダルトチルドレンは、当人が好き好んでなるわけではありません。

それは、外的な要素が大きく関係しています。

家庭環境や周りの状況ゆえに、愛情や正しいしつけを受けることができず、子どもらしさを表現することを許されずに育った場合、アダルトチルドレンになる可能性が高くなります。

その人の心には強烈なトラウマが残っており、それが大人になった今でも人間関係に影響を与えます。

ただ、自分がアダルトチルドレンだと自覚していない場合は、自分がほかの人と違う理由が過去と関係があるとは想像もできず、非常に苦しみます。

では、アダルトチルドレンの人にはどんな特徴が見受けられるでしょうか?

アダルトチルドレン(AC)の特徴

情緒が不安定

うつ的であったり、ちょっとしたことですぐに怒りが爆発したりします。

自分を傷つける行為を繰り返したり、自殺願望があったりします。

生活に悪影響を与える習慣から抜け出せない傾向があります。

周りの人からすれば危険と思えることでもしてしまう、暴走的なところがあります。

自己を否定する

無気力感にさいなまされます。

何が起きても、自分が悪いと思ってしまう傾向があります。

自分は人と同じではないので恥ずかしい存在だ、と感じてしまいます。

自分は生きていても仕方がない、生きる価値がないと思ってしまいます。

人間関係の損傷

人を信じたり、信頼したりすることを難しく感じます。

自分よりパワーがないと思える人に、支配的・攻撃的になることがあります。

自分の価値を認めることができないので、ほかの人の侵害を簡単に許してしまいます。

自分がアダルトチルドレン(AC)と思えるなら

上記のすべての特徴を持っている人が、アダルトチルドレンということではありません。

アダルトチルドレンには、こうした特徴がよく見られるということです。

人間関係を改善する上で自分が本当にアダルトチルドレンかどうか、もし本当にそうなら、それを自覚することがとても大切です。

アダルトチルドレンであることは、決して恥ずかしいことではありません。

それは不可抗力の要素が多く、自ら好き好んでなったわけではないからです。

回復する方法があります。

希望を持ってください。


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ちょっとした気遣いある言葉で人間関係に変化が生まれます。

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