【自分はアダルトチルドレンだ!】そんな自覚があるならそれからどうする?


最近は、多くの人が「自分はアダルトチルドレンではないか」と感じるようです。

ネットでもアダルトチルドレンに関係した情報が増えてきて、そうした情報を読んで自分に合致する点を見つけるというケースが多くあります。

もしアダルトチルドレンだと自覚できるなら、その後はどうしたらよいのでしょうか。

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アダルトチルドレンを生む機能不全家族

細かい話を飛ばすと、アダルトチルドレンとは子ども時代を機能不全家族で育った人たちのことを言います。

いま機能不全家族の中で育っている子どもたちは厳密にはアダルトチルドレンとは言わず、その予備軍のような存在です。

またアダルトチルドレンとは複数形であるため、個人を言う場合はアダルトチャイルドという言い方のほうが合っています。

しかしここでは広く使われているアダルトチルドレンで話を進めます。

機能不全家族には、アルコール依存者のいる家庭だけではなく、暴言・暴力のある家庭、過保護・過干渉な家庭、無関心・無干渉な家庭、夫婦間の関係が冷めきっている家庭などが含まれます。

こうした家庭では、子どもが本来必要とする安心感が保証されておらず、常に不安にさらされています。

子どもはまた、家族に足りないものを敏感に感じ取り、それを満たそうとします。

本来、親が子どもに与えるべきものを子どもが親に与えようとする、ある種立場の逆転が生じます。

これは、子どもの感情的精神的な成長に大きな影響を与えます。

人間関係に問題を抱えやすくなる

機能不全家族で育つ多くのアダルトチルドレンが、人間関係に生きづらさを感じています。

「自分がどうもほかの人と違うように感じる」
「ほかの人の痛みが分からない」
「ほかの人と一緒にいても孤独感を感じる」

など、他の人とうまく馴染めない自分に苛立ちを感じたり失望感を味わったりしています。

これは、機能不全家族の中で「本当の自分」を表現することができず「偽りの自分」という鎧を着ざるを得なかった結果です。

「本当の自分」で人と付き合ったことがないため、またそうすることを恐れているため、人と深く付き合うことができないのです。

「本当の自分」を表現できるようになったとき、人間関係における生きづらさを軽減させることができます。

自分がアダルトチルドレンだと思うなら

自分がアダルトチルドレンだと思うなら、それは回復の第一歩です。

ほとんどの人は、自分が問題を抱えていることを知らずに、もしくはそれを薄々感じていても直視しないようにしています。

しかし、「自分はアダルトチルドレンらしいから何とかしたい」という気持ちを持っている人は非常に勇気がある人で、自分の人生をより良いものにしたいという強い意志を持っていることの証拠です。

アダルトチルドレンは病気ではありません。

ですから、何か薬を飲んで良くなるというものではありません。

これまで自分を縛ってきた考え方から自分を解放し、新しい考え方で自分を築いていく一つの作業になります。

これには苦しいと思えるときもあります。

しかし自分が変わっていく実感を少しずつでも持てるでしょう。

アダルトチルドレンを専門にしたカウンセリングを受けることが助けになりますし、自助グループに参加することも役立ちます。

「自分はアダルトチルドレン」と自覚がある人が次にすることは自分を癒すための行動です。

その勇気ある一歩を踏み出しましょう。