「この人と一生連れ添いたい」
そんな気持ちにならせてくれる人と本当に巡り会えるのでしょうか?
メディアは結婚式がゴールかのように描きますが、実際はスタートに過ぎません。
自分の結婚を成功させることができるかどうかは、結婚前にかなりの程度決まっています。
結婚という人生の一大イベントを成功させる方法を考えましょう。
結婚女性の苦悩
最近、旦那の不満をぶち上げるサイト「旦那デスノート」の内容が書籍化されました。
以前、参考にとサイトを見たときに、多くの結婚女性の心の叫びに同情を覚えました。
浮気、借金、暴力、モラハラ、バカ呼ばわり、無視、非協力、これでもかという数々の仕打ちをよく耐えています。
こうした内容を見ると、結婚を決める前に十分相手を見極めないといけないと改めて考えさせられます。
どんな男性を見つけるべきでしょうか?
いくつかのポイントを見てみましょう。
家事ができるもしくは手伝える人を探す
これは結婚後の一番大きなポイントです。
家事ができるもしくは手伝える男性を見つけることができるかできないかで、女性の結婚幸福度は大きく変わります。
結婚すると多くの女性は出産・子育てへと進み、やるべき家事がどんどん増えていきます。
夫の協力がなければとても一人ですべてをこなすことはできません。
結婚後、妻が夫に失望するのは、夫が仕事から帰ってきたら家で座っているだけ、ゲームをしているだけという状態を見ることです。
仕事はするが自分のこと以外はまったく興味を示さない、仕事はできるがそれ以外はまったく使えないという男性はけっこういます。
そんな男性と結婚すれば、家では全然動いてくれないでしょう。
あなたは女中か家政婦扱いになるのがオチです。
それで、もし彼氏と職場が同じであれば仕事以外の雑用をどうしているかを見てください。
自分がしたくないと思えることでも嫌がらずしているでしょうか?
プライベートで二人が一緒にいるとき、あなたが手伝いを頼めば進んでやってくれるでしょうか?
次会ったときに彼を試してみてください。
調子が悪いとき介抱してくれる人を探す
日常生活では、体の調子がいつも良いというわけではありません。
女性なら特にそうです。
ある女性は月の3分の2は調子が悪いと言っていました。
女性のこうしたデリケートな部分を思いやってくれる男性を見つけましょう。
よく見られる場面ですが、妻が寝込んでいると「僕は外で食べてくるから君は寝ててもいいよ」という言葉です。
夫の鈍感さがよく分かります。
自分はお腹が空いたら外で食べたらいい、妻の負担を減らしている自分は偉い、と思っているのでしょう。
しかし考えてみましょう。
夫がお腹を空かすなら妻も同じです。
妻はお腹が空いたらどうしたらいいのでしょうか?
近くのコンビニまで這って行くのでしょうか?
少し考えたら簡単に分かることですが、妻のことを自分が家に帰ってきたら定期的に食事を出してくれるロボットと見ているとしか思えません。
ロボットは今日は調子が悪い、仕方ない、外で食べるか、思っていなくてもやっていることはこれと同じです。
こんな男性と寝食を共にしたいでしょうか?
食事が作れる男性を見つけることができればいいですが、食事が作れるかどうかよりも大事なのはあなたの調子の良さ悪さを敏感に察知できる男性を見つけられるかどうかです。
あなたの調子が悪いとき、彼のペースはあなたに合わせて変わるでしょうか?
それとも相変わらず自分のことを優先させていますか?
あなたが「調子が悪い」と言ったとき、「じゃ寝といたらいいよ。僕のことは気にしなくていいから」などと言う彼氏はやめておきましょう。
言葉遣いや態度が親切な人を探す
カリスマ性のある人でなくても人気のある人でなくても、人間として素晴らしい資質を持っている人はたくさんいます。
実際人の良さというのは多くの場合目立つものではありません。
しかしよく見ればその人はキラリと光るものを持っているのです。
その宝を見つけられるかどうかはあなた次第です。
では、あなたがいま付き合っている男性はいったいどんな人でしょうか?
- お年寄りが歩いていたら邪険に扱うでしょうか?
- 困っている人がいても見て見ぬふりをするでしょうか?
- 店で店員に話をするとき横柄な態度を取るでしょうか?
- 自分の思い通りにならなかったら機嫌がすぐに悪くなるでしょうか?
- あなたが注意すると言い訳をしますか?
- あなたが謝ってほしいと思ったことに対して素直に謝らないでしょうか?
これらに対して答えが「YES」であるなら、同じようなことが結婚後も起きてもあなたは耐えていけるでしょうか?
日常のちょっとしたことに、その人の人となりが表れます。
上の質問の答えが「NO」となる人を探しましょう。
結婚する前によく調べるから
見た目がよくても心が悪ければすべてが台なしです。
「結婚したら彼は変わる」「私が彼を変える」というのは幻想にしか過ぎません。
その幻想を信じて判断を誤らないようにしましょう。
いま目の前にある証拠がすべてです。
ほかにも判断材料となるものはありますが、少なくとも上の3つの点ではっきりとした問題があるなら、その男性と結婚するとあなたの結婚生活はかなりしんどいものになると予想されます。
将来は離婚という状況も視野に入れなければならないかもしれません。
もしくは家庭内別居、または「こんなはずじゃなかったのに」と後悔するのが関の山です。
付き合っているときには会話があったのに結婚後はまったくなしということもありえます。
そんな結婚生活は幸せでしょうか?
そうならないためにも結婚する前にしっかり相手の見極めをしておきましょう。
結婚は結婚式がゴールではありません。
それはスタートにすぎません。
結婚してからの生活が現実です。
その現実を見据えて、付き合っている期間中に彼は一体どういう人間なのかを十分に知るようにしましょう。
恋愛期間中のちょっとふわふわした気持ちの良い感覚に惑わされて、見るべきものを見ない、片目で相手を見るということがないようにしましょう。
人は何か高価なものを買うとき、よく調べてから購入します。
失敗したくない、後悔したくないからです。
しかし、結婚相手に関しては高価なものを購入するほどには真剣に調べていないように見受けられる人が多くいます。
フィーリングが合う、雰囲気が似てるに加えて、今回取り上げたようなことも合わせて考えてみてください。
あなたの結婚生活が本当に幸せなものになることを心から願っています。
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