「モラハラ夫」とは、モラルハラスメントをする夫のことです。
家という密室の中で、精神的虐待が行なわれています。
モラハラの特徴には、激しくののしる、馬鹿にする、無視する、相手に話をさせない、などがあります。
既婚男性がモラハラ夫にならないための予防法とは?
相手が話している時にすべきことを考えてみましょう。
聞く姿勢が大事
聞く姿勢を持ちましょう。
例えば、ゲームをしているときやテレビを見ているときに話しかけられたらどうしますか?
パソコンや新聞を見ているときはどうでしょう?
さほど重要でないなら一旦止めましょう。画面や新聞から顔を離して、奥さんの顔を見ましょう。それが「話を聴きますよ」という態度です。
聞くふりをしてもいけません。
「ふん、ふん」と言っていますが、実は全然聞いていません。
聞くことが本当にできないなら、待ってもらえないか尋ねましょう。
自分の用事が終わったら、話を聞く時間を必ず作ります。
反論したくても待つ
話を聞いていると、やはり反論したくなるときがあります。
そんなときは、どうすればよいのでしょう?
まずは、相手の言い分をしっかり聞きましょう。
話の途中で反論するのは「決め付け」と同じです。
相手が言いたいことが何かを十分理解してから話しましょう。
質問する
質問は「理解したい」という気持ちの表われです。
「君の言っていることはこういう意味かい?」
「なぜそのように思うんだい?」
こうした質問で、理解したいと思っていることを相手に分かってもらいます。
質問して初めて分かることがたくさんあります。
怒るのではなく、相手を理解したいという態度があれば、相手は気を楽にして話ができます。
相手の本心を探る
だれでも言っていることと思っていることが違うことがあります。
奥さんの本心を理解するのは、どうしたらよいでしょうか?
よく観察しましょう。
口調や顔の表情で分かるかもしれません。
新聞やテレビを見ながら、こうした変化をキャッチできるでしょうか?
ですから、話を聞くときは自分がしていることを一旦中止する必要があります。
「あなたは何も手伝ってくれない」と奥さんが言ったとします。
本当にそう思っているのでしょうか?
ただ単に「もっと自分との時間を取ってほしい、気遣ってほしい」と思っているだけなのかもしれません。
言葉だけを聞くと反論したくなりますが、なぜそう言うんだろうと考えてみましょう。
批判を受け入れる
批判的なことを言われても、まずは受け入れましょう。
怒ったり無視したりしてはいけません。
妻が夫に何か意見がある時は、大抵積もり積もった結果、言いたくないけど言わないといけないからというのがほとんどです。
受け入れにくいことを言われたとしても、真摯に受け止め改善を図りましょう。
まとめ
話を最後までしっかり聴くことは妻を大切にしている証拠です。
反対に、話をすぐにさえぎる、無視する、怒るなら配偶者を下に見ていることになります。
「モラハラ夫」にならないために早めに改善しましょう。
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