アダルトチルドレンは治せるの?改善の一歩として人の手助けをしてみよう


自分はアダルトチルドレンと自覚している人は、それに安堵感を持つとともに「じゃこれからどうすればいいのか」という一抹の不安を感じています。

どうすればアダルトチルドレンの状態から抜け出すことができるのでしょうか?

今回は、その一つの方法として「人の手助けをする」ということを考えてみます。

人間関係に苦しむのはなぜか?

多くのアダルトチルドレンが人間関係を苦手としています。

その原因はなんでしょうか?

「自分はなぜ人と付き合うのが苦手なのだろうか」と時間を少し取って考えてみてください。

人それぞれ出てくる理由は異なりますが、多くの人に共通しているのは「目が自分に向いている」ことです。

目が自分に向いている?

目が自分に向いているってどういう意味?

意味が分かりにくいかもしれません。

批判的な目、消極的な目が自分に向いています。

そしてこの目は人の目ではなく、あなた自身の目です。

つまりあなた自身の批判的な目があなたに向いているということです。

自分の欠点、自分の弱点、自分のミスにいつも目が行ってしまいます。

「自分はダメな人間だ、自分には何の取り柄もない、自分は価値がない・・・」

いつも自分のことを考えてしまいます、それも批判的な目で。

これが目が自分に向いているという意味です。

人の目も自分に向いている?

「人の目も自分に向いている」と感じることがあるでしょうか。

わたしはいつも見られている、人はきっとわたしのあら捜しをしている、人はきっと心の中でわたしをバカにしているなど、人の目線が異常に気になりますか。

これは相手のことを考えているようで、実はこれもあなたの目があなた自身に向いている状態です。

「自分は人からどう思われているか」という考えが根底にあります。

そして、「相手はきっとこう思っているに違いない」という自分の判断で人との関係を決めてしまいます。

このように、自分を中心とした考え方をしてしまうので、人間関係がうまくいかないことが多いのです。

目が自分に向いているとうまくいきません。

ではどうすればいいのでしょうか?

目を人に向ける

自分に目を向けると人間関係がギクシャクするのであれば、目を人に向ければ問題は改善されるでしょうか?

確かに改善されます。

しかしどんな目を向けるかが大事です。

批判的な目、消極的な目を向ければ当然問題は改善されません。

「人の手助けをしたい」という気持ちを持つことが大切です。

「何かこの人は困っていないかな」と考えることです。

そういう目を相手に向けると、見えるものが変わってきます。

今まで見えていなかったものが見えるようになってきます。

実は、ほとんどの人が助けてほしい、手伝ってもらえたらと思っているのです。

しかしそんなことを言ってもだれも助けてくれないと思っているから言わないだけです。

そんな時、あなたがそれに気付いてサポートしてあげるなら、本当に感謝されるでしょう。

もしこの時、「わたしなんかが近づいてもきっと嫌がられるだけだろう」と思っていると、チャンスを逃します。

もしかするとこれまでもそうやってチャンスを何度も逃してきたかもしれません。

目を自分ではなく人に向けましょう。

少しの勇気を持ってみる

確かに人の手助けをするのは勇気がいります。

わたしたちはだれでも拒絶されるのを恐れます。

もしかしたら拒絶されるかもしれませんが拒絶されないかもしれません。

「自分は拒絶されるだろう」という自分に向いている目があなたを萎縮させています。

実際は拒絶されないことのほうが多いのです。

ですから、少しの勇気を持って人の手助けをしてみましょう。

目を自分に向けすぎると、行動が縛られてしまいます。

一度自分から目をそらしてください。

そうするとこれまでとは違った世界が見えてくるはずです。


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ちょっとした気遣いある言葉で人間関係に変化が生まれます。

  • ちょっといいですか→10分ほどお時間ありますか
  • つまらないものですが→気持ちばかりですが

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